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この本を読んで、将棋のプロ・桐谷を思い出しました。将棋では7段止まりでしたが、株の世界では「株主優待の桐谷」として名が通っています。彼の若い頃は平和公園に来て、アマチュアのへぼをからかっていましたが、プロの世界に行くと、タイトル一つも取れません。しかし証券会社に将棋を教えに行き、そこで株の手ほどきを受けます。一時は3億まで資産を増やしましたが、リーマンショックで、5000万円まで落ち込みます。それから彼は株主優待権のある株だけ買い、それらの金権をショップに売って生活費を賄っているようです。将棋指しは引退したので、対局料はなくなりましたが、年金は出ているのでしょう。このような投資の仕方で食っていけるのですから、銀行に入れて利子もあまりつかない預金など、彼から見るとあほらしいと思えることでしょう。
夕凪の方法は、株主優待の権利がつく前に、これらの株は値上がりするので、何ヶ月前に買っておき、優待券確定の二、三日前に売り抜けて、利益を確実なものにするというやり方です。彼はこの方法を確立して、資産を億にし、会社員を辞めて、資本家の悠々自適ライフを楽しんでいるようです。また桐谷のように、優待株を売らないでおいても、スタバ株100株(11万4100円)でドリンク券2枚つくので、これを金券ショップにもっていけば、300円くらいになるのではないでしょうか。銀行の利子よりははるかに高い。いづれにしても資本主義社会ですから、金銭にセコイといわれても、これらの手段を使わない手はありません。今お家騒動をしている飯屋の「大戸屋」の優待券は、100株(12万3600円)で525円券4枚分ももらえます。優待券が欲しくなかったら、米2キロ分も送ってくれるそうです。