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大塚滋 パンと麺と日本人

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大塚滋 パンと麺と日本人


        人間が農業を始めて炭水化物を食べ出したら、狩猟時代の人間よりも身長も低くなり、多くの病気をかかえるようになったという説があります。ライオンはまず腸を引き出して腸に詰まった草原の草を食べるそうです。肉と野菜があれば十分に栄養が取れているということになります。マンモスを狩っていた人間の方が本来の人間のあり方なのでしょう。定住して田植えなどしていると無理な体勢で仕事をするのですから、体もおかしくなるでしょう。人間、ぶらぶらして、獲物はいるのかと、遠くの地平線を見るほうが健康的に思われます。苗などの世話でかごんでいるよりは、頭を上げて歩き回る方がよっぽど気分がよろしい。頭の病気も農業時代になって増えたのではないでしょうか。ネズミの実験でも、密集させると攻撃的なネズミも、ホモになるネズミも、うつ状態になるネズミも増えています。人間も都市など作り密集すると、異常な人間も多くなるのでしょう。これも農業ができて移動して食物を漁るということをしなくてもよくなったということによります。古代ローマでは「紀元1世紀の中ごろ」無料でパンが配られ、その享受を36万人も得ていたそうです。おまけに「2世紀中ごろ」には無料のサーカス券がつき、コロシアムで戦士たちの真剣勝負やライオンと人間の格闘を観戦していました。このように生活保護者が多くなるとやがて国は立ち行かなくなります。やがて異民族の侵入によって瓦解します。

穀物を作り始めて7000年になります。いいか悪いかわかりませんがそれから人間が急激に増えたということがあります。食が満たされるとやがて人間は性欲に向かうようです。

マカロニの空洞はどのようにして作るかを解説していますが、さっぱり理解できません。日清製粉の動画を見ると、円形の方枠の中の中央部に棒がありその間に高圧で小麦粉の捏ねたものを押し入れて作っていました。

「底板にただ穴を空けるのではなくて、穴の一つ一つにジョウゴの脚のように下がすばんだ、マカロニの太さの管をつけ、頭が三角のクギのような形のピンを入れる。ドウは頭の透き間を通って降りてゆき、下で合って輪になって出てくる」

この文章ではイメージがつかめません。

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