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奥武則 スキャンダルの明治

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奥武則 スキャンダルの明治


   2004年に廃刊した雑誌「噂の真相」スキャンダル記事のオンパレードでした。編集長の岡留安則は2019年に71歳で亡くなっています。親元が捜索されたということで泣くような、今捕まっているガーシーのヤワどころではありません。右翼が来て事務所がめちゃめちゃにされ、ケガを負ったこともありました。明治にも黒岩涙香が万朝報という新聞を作り、スキャンダル専門の紙面づくりをしています。相馬家の御家騒動、新興宗教攻撃、有名人無名人に関わらず、妾を何人いてどこに住まわしているかの詳細な記事を載せています。有名なところでは森鴎外、犬飼毅。奥武則によりますと、江戸時代には藩の中での自分であったが、明治になると日本国での自分ということで、大いに意識が拡大したということです。妾の記事でも、欧米と比べて、果たして婦女をこのような状態にしていてはいいのかという国際性も見られます。

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