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読書

守屋洋 中国史に学ぶ将の器の磨き方


         私は一人で店をきりもみしているので、「部下が自然とついてくる人間的魅力」といわれても、部下がいないのですから、「将の器の磨き」ようがありません。リーダーかつ使用人ですから、昔も今も将来も大きく発展することはないでしょう。

「40,50にして聞こゆるなくんば、これまた畏るるに足らざるのみ」

全く私は「畏るる」足るような男ではありません。世の中には「畏るる」足ると思い込む男が多くいて、身もこごるような思いです。私のように自覚しているものは余り問題はないのですが、「畏るる」足るような男でないのに勝手に「畏るる」足るような男と思っているのは本当に始末におえません。若い男なら、そのような態度をとろうとも、「後生畏るべし」ということもありうるので、このような生意気も若さゆえに許されますが、評価が定まりかけた中年や、定まった老年者にこのような態度をとられると、せめてみんなの邪魔をしないでくれといいたい気持ちになります。

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