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もうじき70歳になる私は、この3月の終わりごろ、季節の変わり目に体調がおかしくなりかけました。2,3年前に肺炎になったのもこの時期です。歳をとるごとに季節の変化についていけない体になっているようです。安保先生はこの原因をこのように説明しています。冬から春になると空気が温まり気圧が下がってきます。この気圧の変化が体に影響を及ぼすのです。
「春は、交感神経優位から副交感神経優位へと変化する時期であり、白血球もリンパ球の比率も上がり、顆粒球の比率が下がる変化の時期にとなります」
冬は寒いですから気が張って、交感神経がピリピリとして緊張して過ごしているのでしょう。ところが気温が上がってくると、その緊張感の使い道がなくなり、もてあまし気味になるのではないでしょうか。若いときはすぐさまこの緊張感を解除できますが、歳をとると惰性が続き、その解除ができなくなっているのでしょう。高齢者の自動車運転と同じことです。ブレーキをかけるにしても、とっさにそれができなくなるのと同じことです。このように人間の肉体や精神は地球と連動しているので、「大自然のリズム」にいかに合わせるかが健康の第一条件になってきます。要はお天道様が出ている間によく働き、夜はぐっすり休むということに尽きるようです。
この本と三石巌「医学常識はウソだらけ」の2冊は店のお客さんが貸してくれて物です。感謝します。