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明治のころはまだ江戸時代の刃物三昧の残像が残っていて、「天誅」を加えるといった政治的テロがありましたが、今では「自粛警察」といった、嫌がらせ程度で終わっています。昔にさかのぼるほどに政治的には熱くなっているようです。
「テロリズムはハラの黒いキツネとコワイイヌが必要といわれる。そしてもうひとつ加えるならば、冷静なコミュニケーションにヨワイ民衆のバックアップも必要ではないだろうか」
「国家のために逆賊星(亨)を刺したる次第です」と供述した犯人に対して室伏は上記のコメントをしているのです。自分の意にそぐわないからといってすぐさま刃物を振るようでは、民主主義ではなく、赤穂浪士の世界であるということです。法治国家とはいえません。江戸から明治ですから流れについていけない人も多くいたでしょう。
明治維新から160年ほどたった今、相も変わらず、賄賂や汚職はありますが、そのようなニュースを見ても明治のようにいきり立つ人はあまりいません。これらを引き起こす政治家や大企業の幹部などは、優秀な弁護士に囲まれてめったに有罪になることはないのです。最近では検察もやる気が無く、時の権力におもねているようであり、時たま民衆を喜ばすために芸能人の麻薬摘発に精を出しているだけです。マスメディアも優秀な大学のお坊ちゃま、お嬢様を縁故か正規かしりませんが採用し、「冷静なコミュニケーションのヨワイ民衆」に咬んで含めるような記事も無く、各役場の広報担当になっているようであります。生活支援金を今すぐくれと刃物を出した男は即刻捕まりましたが、日産のゴーンはどこに行ったのでしょう?10万円では捕まえやすいが、何十億となると足がすくむのでしょう。原付バイクはよく警察官に止められますが、高級車ベンツは警察官の横を何気も無く通り過ぎます。