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小幡績 円高・デフレが日本を救う

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小幡績 円高・デフレが日本を救う


        円安にして輸出産業を盛んにし、かつての日本の成功事例を参考にしたアベノミクスは間違っていると言っています。後進国に成り下がって、後進国と一緒に価格競争するといった貧乏商法は国を貧しくするだけです。2012年日本の国富は3000兆円ありましたが、これを120円の円安になると、1ドル80円の頃からだと33%も国富がふっとぶのです。このような経済政策をした国はありません。日銀の異次元金融緩和で日本の富を減らし、安くなった日本の企業や土地や建物が安く買い叩かれています。

円高になれば石油など安く入ります。輸出産業はもうからないかもしれませんが、それ以上に原材料が安く入り、生活も楽になります。国富は世界に投資し、これによって輸出産業の儲け分などはじき出してしまいます。あとは日本国民の教育の投資です。これによってもっと高品質なものが作り出せるような人間を養成することです。安いものをたくさん作くるのは後進国にまかせ、日本は誰もまねのできないものをつくるほかは無いのです。もはや経済成長率に一喜一憂することなく、成熟社会を目指すべきだと言っています。

アベノミクスが正しいのか、小幡績の言うのが正しいのか、よくわかりません。私の商売では、デフレの時も、アベノミクスの今もそう変わりはありません。最近モノの値段が上がり、多少売り上げが上がってもその分さし引かれて、デノミの時と実質変わりないようです。

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