忍者ブログ

読書

小田全宏 易経

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

小田全宏 易経


         商売も思わしくなく、擲銭法で占ってみました。10円硬貨6枚用意し、その中で一枚だけ新品の硬貨を入れと置き、手の中で振って、それから一枚ずつとりだし、下から縦に並べます。10円と書かれたものを裏とし「陰」、その反対は表「陽」とします。今回の私の結果は、下から裏表裏表裏裏出て、下から二番目が新品になっています。本卦が「雷水解」出て、変卦が「雷地与」となりました。下から二番目が新品の硬貨で変容を意味しますから、表が裏に変化し、下の三つが「水」から「地」に変わり、全体では「雷地与」となります。

「雷水解」の意味は、雷が水の上で光っているのですから、原初の地球上生命誕生の光景かもしれません。雷の光が水の中に透過してアミノ酸を作り出しているイメージです。「解」とは「解く」という意味です。光子が水の原子に当たり、それを分解し、何か新しいものが出てくるということです。これを不振な商売に当てはめてみますと、雷鳴、稲光は世情の大変革を表しているのかもしれません。それが淀んでいる私の商売の「水」に当たり新しい変化が訪れるだろうという予言です。それか、「解」とは解散の意味もあり、このような劇的な変化を遂げている状況ではもはや旧態とした商売は維持できないということかもしれません。いづれにしても元のままでいられないということです。

で、変卦の「雷地与」とは、「予約」という合成語あるように、「予め」という意味です。この本では「準備」と解説しています。変化を遂げるが、その変化を確実にするためにはそれなりに用意周到な研鑽と努力が必要であろうということになります。それに「与」とは喜びの意味もあります。淀んだ水が流れ出すと、清水が沸き起こり、この岸辺にキャンプファイヤーもできることになり、人が集まって賑わい、商売繁盛、私も喜びでいっぱいになるということです。何とありがたいお告げでしょうか。これを成就するためにはなお一層の頑張りが必要になります。果たして私には頑張りが続くのか心配ですが、そうしないといつまでも金の儲からないことにブツブツ言うことになってしまうでしょう。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R