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読書

小谷野敦 すばらしき愚民社会


        小谷野敦によりますと、「真の愚民」とは「有名大学や大学院を出て、なお愚である」人をことです。「ただイデオロギー的な目論見によって真実を捻じ曲げ隠蔽しようとする学者連があれこれとポストモダンナインチキを内輪で言い合っているだけ」の人たちのことです。愚民の具体的な例をいいますと、憲法9条の護憲論者ということになります。この9条をそのままにとると自衛隊は違憲となりますが、そのところを「曖昧」にし、この平和憲法は素晴らしいといっているのでは、「遵法意識の乏しさ」を証明していることになり、それを喜んでいるのは「平和主義者」か、中国や北朝鮮や韓国や終戦当時のアメリカぐらいのものです。
「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し・・」と憲法に書かれていても、相手がミサイルをぶっ放す北朝鮮や、いつまでも慰安婦問題をもちだし、カネをせびり取ろうとしたり、竹島を占領している韓国や、尖閣や沖縄を自国の領土と主張する中国などを相手にしては、この憲法も虚しいものになります。

嫌煙運動のファッシスト化に対して、小谷野敦は自分の出自のことをかいています。父方、母方ともに、祖父祖母は「兼業農家のたばこ屋」で、母は「タバコ屋の看板娘」であったと言っています。知識階級ではないところから東大や大学院に入ったのですから、小谷野敦は神経衰弱になります。コンプレックスで気を病んでいるとき、祖父祖母叔父などがタバコをスパスパと吸っているのを思いだして真似すると気の安らぎを得たのでしょう。

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