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小谷野敦 ムコシュウト問題

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小谷野敦 ムコシュウト問題


     「もてない男」の小谷野は、そうは言っても二度結婚をし、2度とも別れて今独身らしく、インターネットの出会いサイトを逍遥している最中らしい。ときたまいいこともあるらしく、少ない予算で思いがけないセックスも出来てしまうことを報告しています。ただ東大卒だけではいいところの「お嬢様」との出会いはないと言っています。やはりいいところのお嬢様と結婚するには親の代からエリートで東大か難関大学の卒業者で、官僚や研究者や大企業の幹部ぐらいでないとありえないということです。小谷野敦のように、「農家の息子の時計職人の息子」にはいいところのお嬢様の見合い話はありえないと嘆いています。なぜいいところのお嬢様は美人が多いのかを小谷野敦はこう理論付けています。男は大金持ちになったり、エリートになったりしたら、女は誰でもいいとはいかず、やはり美しい女を選ぶようになるからだと、誰しもが思いつくことを言っています。小谷野敦も「一応」東大卒でエリートなので、美醜にこだわり、例のごとく美しい女を求めていますが、ただ美しいというだけではなく、その上に「知的」な要素も加味しているので、早々そういう女性は小谷野敦以上のエリートに降嫁しており、30を過ぎて美人でも独身女は「三流大学の」知性しか持たないものが多いので、小谷野敦の思うような女性にめぐり合わないようです。この国際化時代に、東大を出てエリート風をふかしてもどうかと思いますが、日本では一流の大学ですから小谷野敦の大言壮語も東大を出ていないものにとってはそういうものかと妙に納得してしまうのもおかしいものです。世界の大学の序列を見ると、東大は34位で、中国やシンガポールやオーストラリアの大学に抜かれています。東大卒は世界でのエリートといえるのでしょうか?人口減少も続き、国力も落ちると、知的分野でも相対的に降下するでしょう。将来一個もノーベル賞を取れなくなる時代が来るかもしれません。中国や韓国のようにアメリカに留学し知的方面で圧倒的に凌駕しないと、いつまでたっても人種差別はなくなりません。日本で美人と結婚できたと喜んでいたのでは「富士山か芸者」しか思いつかない国になってしまうでしょう。

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