忍者ブログ

読書

山本博文 格差と序列の日本史


       今財務次官のセクハラで騒いでいます。東大を出、在学中に司法試験に通り、元の大蔵省に入ったエリートには、たとえ早稲田大くらいの高学歴でもあっても、新聞社の記者など、それも女の記者など、クズくらいに思っているのでしょう。たとえ東大出でも、朝日新聞や読売の記者など大蔵省と比べれば、5階級くらい違っていると思っているのでしょう。私などの自営業者では100階級くらい下に思われているのかもしれません。でも報道ニュースで流れる財務次官の顔つきは、セクハラ疑惑のせいで、偏見かもしれませんが、何だか品のない顔つきです。温泉につかったニホンザルのような顔つきですが、まだこのニホンザルの方が威厳があるような気がします。40歳くらいから自分の顔に責任を持てといわれます。やらせろ、と言うばかりでは、こいつは東大で何を学んだのかと思います。権力をかさに着てやらせろとは程度の低い人であります。その点、政治家の三木は、妾が4人いると言われて、こう答えています。

「私には、妾が4人あると申されたが、事実は5人であります。5を4と数える如き、小学校一年生といえども、恥とすべきであります。・・・ただし、5人の女性たちは、今日ではいずれも老来廃馬と相成り、役には立ちませぬ。が、これを捨て去る如き不人情は三木武吉にはできませんから、みな今日も養っております」

このくらい度量がないと、自分の妻だけで我慢しとけと言いたいものであります。飲んで管を巻いてやらせろとは不届き千万。武士だったら腹切りです。

「枕草子」に宮中人の出世競争を馬鹿にしている記述があるそうです。女たちは案外覚めた目で男を見ているのでしょう。ところが女たちも、韓国の「ナッツ姫」の姉妹を見てわかるとおり、権力のうまみを握った途端、とてつもない暴君に変わるということがわかります。そういえば日本にも「はげー」と怒鳴り散らした女性国会議員もいました。これも東大出で、どうも東大生には情操教育を施さないといけないようです。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R