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2,3日前、私はガスのコンロで袖口を焼き、「燃え上がる料理人」になるところでした。トシをとると鈍感になり、少々熱くならないと気づかないようです。絶好のタイミングでこの書に出会い、さっそく昨日レシピ通りポテトサラダを作り、キャベツを蒸し焼きしました。弱火で時間がかかりますが、焼け死ぬことはないようです。ただし弱火のためちょっとした風で火が消えることもあるので、ガス中毒かガス爆発に注意しなければなりません。
たまねぎをみじん切りにして強火で焦がしてハンバークの種にしていましたが、弱火で焦がさないでもうまいそうです。これをたくさん作っておけば、ケチャップでソースも出来ますし、オムレツに入れもよろしい。
「限りなくシンプル、とびっきりおいしい!」と表紙に書いている通り、切った材料を蓋つきの鍋で蒸し焼きし、それから味をつけるだけです。中華料理でフライパンに強火を当て料理していますが、これらは食材にやけどを起こしているだけで、細胞がグチャグチャになっていると想像されます。この山本式ではまるで食材が温泉に入ったような状態で、多分気持ちがいいといっているのでしょう。火ぶくれし、やけどしたものを食べるよりは、温泉に浸かって気持ちいいいといっているものを食べた方が体にはいいように思われます。