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「編集者なんて、いくら書き手がいい人であっても大した作品を書かない人には付き合う気なんかない。人間としていい人であってもさよならって言います。どんなに嫌なやつでもいい作品さえ書いてくれればいいんですよ。山田宏巳っていうのはそういう風にして僕を引き付ける魅力はじゅうぶんですよ」
つまり山田宏巳は「いい人」ではなくて、「嫌なやつ」だけと実力があるということになります。人間、頂点の時おいおいミスをしたがるものです。山田宏巳は二度も頂点に上り詰めましたが、その都度崩壊を招いています。一度は交通事故、二人死傷させています。二度目ははっきりと書いていませんが、大麻でも吸って捕まったのでしょう。20日間も留置場に留め置かれています。「芸は身を助ける」というか、「手に職をつけている」というのは食いはぐれないもので、麻布に店を作り、それから銀座に移転して現在に至っています。60歳を過ぎ、もはや崩壊を起こすほどのパワーはなくなったのかもしれません。それか大人になって人生の充実期を迎えているのかもしれません。
天才の料理人といわれ、物真似に満足できなく、絶えずオリジナリティを追求していたといわれています。ある程度成功するとそれに満足できなくなるタイプなのでしょう。繁盛店の料理長をしていても、一ヶ月も店に来なくなるときがあったそうです。その間何をしていたかというと京都にいって食べ歩きをしていたそうです。
私も一応「オーナーシェフ」ですが、オリジナルティなど考えたこともなく、ただただ親のやったことをやっているだけです。頂点に上がったこともなく、そうかといって破滅的な崩壊になったこともありません。私は見城徹の言うところの「いい人」であり、大した才能はないということになるようです。