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読書

岡本和明 辻堂真理 コックリさんの父 中岡俊哉のオカルト人生


      ユリ・ゲラー、スプーン曲げの少年、懐かしく思い出せます。あの頃のテレビは結構面白いものでした。私もスプーン曲げをやってみましたが、駄目でした。その後少年のスプーン曲げはインチキだと解明され、大バッシングを受けましたが、大の大人が少年をこれもかというほどイジメていました。マジックだと思って楽しめばいいものを、犯罪者のように少年をつるし上げていました。ユリ・ゲラーもマジシャンと思いましたが、後にCIAが本物の超能力者と認定しています。中岡俊哉は生涯この方面の本を200冊も書き、テレビの企画などをして、時流に聡い人でした。犯罪捜査でオランダの超能力者を呼んだのも中岡俊哉です。この本によると、警視庁もこの超能力者に3億円の犯人を透視してもらっているということになっています。彼が言うにはこの白バイを運転していた男は既に殺されていると言っています。この事件の黒幕はナイトクラブの経営者で、ヨットも所有し、片方の頬が痙攣する特徴を持っているということです。この男の背後にはもっと「強い力を持った問題のある人間」いるそうで、広域暴力団の親分としか考えられません。これを聞いた捜査官も納得したような様子でしたが、結局は証拠不十分で逮捕できなかったのでしょうか。ジョン・F・ケネディ暗殺事件ファイルを公開したように、この3億円事件の全捜査ファイルを公開して欲しいものです。超能力者によると、5人の男が関わっているそうで、1968年に起こったこの事件は今年で50年経つのですから、あらかた死んでいるでしょう。公開しても何ら差し支えのないものだと思われます。

中岡俊哉はこの超能力者に75歳で死ぬだろうといわれていましたが、74歳でガンで亡くなっています。世の中には不思議なこともあるものです。

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