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悠久の4000年の歴史と中国は言っていますが、実際は秦の統一で、国として成立したということで、2000年ちょっとのものです。それも2000年の大部分も、漢族以外の異民族によって支配された国なのです。日本は大化の改新から国として成立し、1400年は経っていますから、中国とそんなに違いはありません。遺伝子研究でもわかるとおり、日本では縄文人も弥生人も融合して日本人として成立していますが、中国では絶滅した遺伝子もあるそうで、それだけ民族の興亡が激しかったのでしょう。それ故、中国人独特の性格がつくられていきます。今でも中国人観光客はひと目でわかります。何しろ声が大きいのです。自分に非があろうとも決して認めません。そうしなとたやすく殺されるからです。日本では飢餓と言っても中国ほど深刻なものはありません。人肉を食べるほどの飢餓はないと思われますが、あっても少ないでしょう。ところが中国では茶飯事で、人肉が豚肉より安い時期もありました。
次に漢字の問題があります。日本人は中国の漢文を見てすごいと思いますが、中国ではそれを理解できる人はごく一部です。漢字は今で言うところのプログラミング言語と一緒で、訓練しないと使いこなせません。小さいときから意味が分からないでも暗誦し、四書五経を丸暗記します。それから徐々に意味が分かるようになってくるのです。魯迅以前の漢文は、人間の心のひだに潜む感情を表すような言語ではありません。事実を淡々と述べるだけです。科挙の試験はつまりプログラマーの採用です。これらプログラマーは漢詩も作りますが、日本の和歌と違って、風景を淡々と述べるだけで、男女の綿綿とした恋情を綴ることはできないのです。だから中国の妻は男の子を作るためだけにあり、結婚しても妻の姓が変わらないのは、部外者としての地位に留まっているということになります。男の子を生めばある程度その大家族に受け入れられますが、そうでないといつ追い出されるかわかりません。そのためには妻は夫の弱点を掴み、いざというとき、それを使い夫を脅すことになるのです。中国の妻は夫婦ケンカをすると大通りに出て、大声で夫の非を叫ぶそうです。