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島田裕巳 ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか

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島田裕巳 ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか


       アメリカやイギリスのロック歌手やポピュラー歌手が歌う「
I love You」の「You」は宗教学者の島田から見るとすべて「神」と見えるようです。宗教がしたびになったとはいえ、アメリカではいまだに福音派の票数が大統領を決めるほどになっています。堕胎問題を問われたりして、福音派が納得する返答しかできないようです。

エルヴィス・プレスリーは子供の頃からゴスペルを歌っていて、プロテストソングのボブ・ディランも年老いてゴスペルも作曲しています。PPMのフォーク歌手も、新約聖書のペテロ、パウロ、マリアということで宗教そのものです。

ビートルズのジョン・レノンは「僕らは今やキリストよりは有名だ」と発言して、大ブーイングを起こしました。その後、レノンはチャップマンという男に銃で殺害されました。2008年にバチカンから不遜な言動を許されています。

「エルヴィス・プレスリーなどのロックンロールの影響を受けて育ったイギリスの労働者階級の若者が予想外の成功に何とか対応しようとし、自慢して得意がっていただけのようにきこえる」

このようなコメント付で、死んでいたジョン・レノンに赦免状が出たのです。

ジョン・レノンの「イマジン」はこのような赦免状には関係なく、天国も地獄もなく、ただ上に空が広がっているだけで、国があるから戦争があるので、国も無くなれば戦争もなくなるし、宗教も無くなれば争いもなくなると歌っています。ジョン・レノンは歌手で最初のグローバリズム者であったのでしょう。

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