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2009年出版で10年前ですが、二人の予想が当たっていないことは、自民党がなくなるだろうということです。今も健在ですし、かえって民主党がバラバラになって見る影もありません。国会議員の質の低下は前から言われていましたが、この本によりますと、国会議員だけではなく、人口も、官僚も、経済人も、大学も、職業も、おカネも「下り坂」ということで、一度は頂点を極めたのですから、その豊かな感性を生かしつつ、衰えていくしかほかの生き方は無いのではないかといっています。カネだけは溜まっているようで、今からは世界の高利貸しになり、日本には若者が余り生まれてこないのですから、新しい発想で新しい製品など生まれてくるはずもなく、世界の若者にカネを貸して、その上前をはねるしかないようです。大学を卒業しサラリーマンになるという発想は今からは無意味で、野球の大リーグ投手田中のように高校からプロに入り、キャリアを積んだ方がいいということで、斎藤投手のように大学4年間回り道をしたのでは選手の旬は過ぎてしまうということです。歌舞伎役者の子供も小さいうちから芸を仕込むようで、それで何とか家系が保たれているということになっています。個人事業主も、自分の子供を小さいうちから家業に親しませ、自分を養う技術を習得したほうが、自分のためにも子供のためにもいいことかもしれません。