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水谷千秋 継体天皇と朝鮮半島の謎

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水谷千秋 継体天皇と朝鮮半島の謎


        この5月新しい天皇が誕生します。旧天皇は上皇としての身分になるのでしょうか。

継体天皇がなったのは、前の天皇・雄略天皇に子がいなかったからです。雄略天皇は自分の兄弟や気に入らぬ人物をたくさん殺してきた、ある方面には評判の良くない天皇です。天皇家に多くの妃を出していた葛城一族を衰亡させたのも雄略天皇です。彼がもっとも信頼していたのは渡来人で、中国に朝鮮を支配する大王と認めてもらいたがったが、認めないので朝貢を止めています。国際派だったのでしょう。朝鮮の加羅にも多くに日本人を送り込み、その場所には日本の前方後円墳が多く残っています。

57歳で天皇として迎えられた継体天皇は、即刻中心部に入ってきたのではなく、彼を担いだ大伴氏や物部氏が支配していた土地に都をつくったということは、継体天皇に反対するものがいたということになります。朝鮮との外交問題では、五経博士を受け入れる代わりに、任邦四県を百済に割譲したということで批判もされています。九州の磐井の乱ではこれを鎮圧し、大王としての面目をほどこしています。

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