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2012年の世帯所得調査によると、平均値が548万2千円、誰もが自分よりみんな多く給料をもらっているのだなと感じます。ところがこれは一部のとてつもない金持が平均値を上げているのです。実際、もっとも人数の多いところは年収100万から400万の所得階層です。これが年々、貧乏人と金持ちの格差が広がっているのです。創業者の収入は何億という給料以外の株の配当が毎年あります。孫正義の配当金は年に92億円もあります。それに家族などが株をわけてもらっていますから、金持たちの収入は貧乏人には想像もできないものになっています。パナマ文書で明らかにされたように、セコムの社長はタックスヘイブンをして700億円の税金を節税?しているのか、逃れています。ある金持は使っても減らない収入のために、アメリカで豪華クルーザーを買い、毎夜アメリカのモデルを集め、海の上で裸パーティをしているという話もあります。桝添東京都知事は正月家族で泊まった旅館代を政治資金から支払ったという、何万円もしないことで、つつかれていますが、芸能人を多く集め、堂々と都の財政から何億も引っ張ってきてパーティでもすれば、中には恩義を感じて桝添を援護する人も出てくるかもしれないのに、たかが数万円で、自分の懐を痛めないセコサのために、大バッシングを受けているのです。貧乏人の倅にして、辛苦して東大に入り、いざこれから贅沢が出来ると思った矢先、このような状態になったのは、貧乏じみた精神構造にあったとしか考えられない。石原のように湘南海岸でヨットを乗り回すお坊ちゃまの生活の経験のない者は、ついついコンビニの支払いも領収書をもらって経費として落とそうと考えがちです。小店主の息子にとっては健全な考えです。立派だといえましょう。しかし都知事なったら、最低でも尺度は億単位になります。その点田中角栄はいまだに信奉者が絶えません。悪にしても善にしてもスケールが大きく、貧乏人の想像の及ばないところにいますから、貧乏人の大半は憧れてしまうのです。田中は学問はなかったかもしれないが、別の学問の体現者だったかもしれません。
「学問とは、実学も含む様々な知識や方法論を一定の理論に基づいて体系化したものです。学問ではバラバラに見える知識が、一つの物語のように理論でつながっているのです。その物語(ストーリー)を理解し、自らも創り出せることが学問の目的です」