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斎藤貴男 強いられる死 自殺者3万人超の実相

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斎藤貴男 強いられる死 自殺者3万人超の実相


     去年2015年の自殺者は2万3971人で、ここ4年間は3万人を越えていないようです。と言っても、不審死が何万とあり、この中には自殺者もいるでしょうから、はっきりした数字はわからないでしょう。世界で自殺の一番多いところは南米のガイナナで、2位が北朝鮮で、3位が韓国だそうです。日本は18位ですが、先進国では唯一日本だけが順位の高いところにいます。日本は先進国と自認していますが、この順位を見れば中進国であり、先進国の体裁を無理して装っていると考えてもおかしくない。また、北方アジアの三国がこのような高い数字を出しているということは、民族的にある共通点があるのではないかと、思われて仕方ありません。稲作文化圏であり、とりわけ米作りには共同体としてまとまっていなければ、水の管理一つとしてもうまくいかないでしょう。私は
You tubeで世界のミュージックビデオを見ていますが、南米の踊り子たちは転々ばらばらで好き勝手に踊っていますが、日本や北朝鮮、とりわけ韓国などの踊り子はまるで定規で測ったような踊り方をしています。異質を許さない傾向があるのでしょう。北朝鮮の軍隊の行進や、マスゲームの整然さを見るにつけ、感嘆する思いもありますが、空恐ろしさも感じさせます。いまだにこれら北方アジアの国々では、異質なことを許さない村八分が厳然として残っているのだという気持ちにもさせられます。戦後マッカーサーによって、自由であるからなにをやってもいいといわれても、表向きアメリカ民主主義を貼り付けていますが、内実規制がかかっており、本当に何事も自由にできないのが日本人だと思われます。不自由さの中でお互い忍びあうことこそ、これらの国々の人々は連帯感をもてる状態になっていると考えられます。だから村から締め出されると、生きていけなくなるのでしょう。我々の何千年も続いた村心情は都会人であっても、いまだに心の枠組みになっていて、相手の自由も自分の自由も許さない構造になっているのでしょう。

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