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中国は漢字の国ですから、彼らが使う熟語も何となく判るような気がします。「向銭看」とは拝金主義、銭を見ることに向かうということですから、カネの亡者と分かります。「官倒」はちょっと分かりにくいが、「清廉潔白な」共産党の幹部の役人が、不正に手をつけ、金儲けに邁進すると、官などどうでもよくなって官の名目などホッとかれてしまうという意味ではないかと思われます。「赤包」とは賄賂のことで、日本では菓子折りの底に札束を入れてもって行くように、中国ではめでたい赤の風呂敷に現金をつめて持っていくのでしょう。NHK中国語講座で最近中国ではやっている言葉を紹介しています。「神器」とは、日本の三種の神器をいっているわけではなく、優れた機能を持っているものを指し、「美白神器」とは、美白の化粧品のことであり、「自拍神器」とは自撮り写真がきれいにとれるカメラのことを指します。「爆表」とは爆発するメーターということで、「度を越してすごい」という意味になるそうです。「火星文」とは日本でもオジサンには今頃の若者言葉がさっぱりわからないように、中国のオジサンも意味不明の若者言葉をそうよんでいるのです。「吃貨」とはカネを食うということで、働かないで飯ばっかり食っている居候のようなものを指していましたが、今では美食家と言う意味になっています。
この本にまた戻り、「三陪女郎」とは「男と飲み、食い、セックスする」女のことで、共産党の国でも、経済開放の折、このような女が増えています。経済格差が広がると、「紅眼病」という病気がはやっています。「他人の豊かさをねたむ社会現象」のことを指しています。中国では自国の粉ミルクが怖ろしくて誰も買いません。そのために乳の出る女性が求められています。でもこれはただ乳幼児をかかえた家庭だけではなく、大金持のオジサンが巨乳の持ち主の女性を雇い、毎日乳を吸っているという奇妙な社会現象もあるということです。