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読書

日本マラマッド協会 アメリカ映像文学にみる愛と死


     「ローマを見てから死ね」からか、「この映画を観ずして死ねるか」という人もいます。淀川長治も、「映画って本当にいいものですね」といっているような気がします。ほかの映画解説者かもしれません。映画を観ると少しその国がわかるような気がします。観た映画もありますが、大部分は見ていないものです。
YouTubeで観るために、映画の題名をメモしておきましょう。

「ある愛の詩」「フォレスト・ガンプ」「エム・バタフライ」「カラーパープル」「理由なき反抗」「ガラスの動物園」「ひとりぼっちの青春」「華麗なるギャビット」「センチマンタル・アドベンチャー」「カサブランカ」「地上より永遠に」「トラトラトラ」「帰郷」「ソフィーの選択」「ウェストサイト物語」「天と地」「マディソン郡の橋」「ブラム・ストーカーのドラキュラ」「スカーレットレター」「フィッシャーキング」「ターミネーター2審判の日」「ペーパー・ムーン」

「エム・バタフライ」は現代版「蝶々夫人」であり、白人男の妄想で、東洋の有色人種の女が白人に「支配されることを喜び、不当な扱いを受けてもなおも愛し続けるエキゾチックなオリエンタルの女」というイメージを抱いています。ところが「エム・バタフライ」ではオリエンタルの女が実はオリエンタルな男であったということで、何倍も西洋男の妄想を打ち砕いてしまいます。「天と地」も似たような映画です。蝶々夫人はベトナム人であり、相変わらずアメリカ人男はそのような妄想で結婚しますが、ベトナム女は愛などなく、生き延びるために、子供のために結婚しているだけです。男を利用し、アメリカに行き、身の安全と子供に高い教育を施したいため西洋男にかしづいているだけです。このような欧米の男たちの妄想を見るにつけ、いかに欧米の女たちの要求が高いかがわかります。努力してカネをもたらさない男には用はないということです。このような高い要求に答えられない落ちこぼれの欧米男が東洋にやってきて、このような妄想と為替の関係で安く女を手に入れることができると思っているのでしょう。実際はプアー白人のくせに「西洋覇権主義」の心情をもっているから始末におえない男たちであるといえるでしょう。

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