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日本人間関係学会 人間関係から読み解く文学

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日本人間関係学会 人間関係から読み解く文学


     ジャック・ロンドンの「荒野の叫び声」は犬の話ですが、人間と読みかえれば、豊臣秀吉と考えられないこともない。若いときから苦労を重ね、やっと織田信長に見出され、明智光秀に雇い主が殺されると、ちょうどこの小説の主人犬バックが主人を殴り殺そうとする荒くれ者を噛み付いた、というように。最後には狼の群れを統一し、覇者になります。まさしく豊臣秀吉の生き方と規を同じくしています。人間に飼いなされた犬がやがて野生をとりもどし、狼の群れの王になるという話です。豊臣秀吉も封建時代牙を抜かれた百姓の倅として育ちますが、主人の感化によって牙を取り戻します。

ジャック・ロンドンは1876年に生まれ、1916年自殺しています。少年期は新聞配達などをして苦労しています。このころのアメリカは西部劇時代の弱肉強食の雰囲気も残り、ゴールドダッシュの狂乱も沈静化した頃でしょう。ある程度社会が落ち着いて、貧乏人と富豪の格差も定まった時代なのでしょう。金鉱など発見して一挙に大金持ちになるというということはなくなります。ジャックロンドンも金鉱を探しにアラスカまでも行っていますが、金鉱など見つかるもなく、そのかわり「荒野の叫び声」の着想をえたということになります。

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