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私の店では「おでん」がありますが、「おでん」という言葉が最初に載った文献は1590年の「御湯殿上日記」だそうです。京都の御所の、「御湯殿に奉仕する女官」が書いたもので、「おでん」は「田楽」のことで、女房詞で最初に「御」をつけ「田(でん)」を続け、最後の「楽」を省略して「おでん」になったということです。1590年代の「田楽」は豆腐を串に刺して味噌などをつけて焼いたものらしい。いまのような出汁で煮たものとは随分違います。このような形が「主流」なったのは戦後のことで、それまでは煮込みと味噌をつけたりする田楽が並存していたということです。
「単車」も二輪なのに、なぜ単車というのか?何気なく使っていた言葉も突き詰めて考えるとわからないことがあります。やはりこれも「時空」が絡んできます。昔におけるバイクのあり方が問題なのです。昔はバイクにサイドや後ろに荷台や人を乗せる車を付けていました。そういうものを取り払ったら「単車」になるということなのです。氷解!物事の道理を知るということは何と気持ちのいいことでしょう。のどに刺さった鯛の骨が取れたような気分です。
「大統領」は「大工の棟梁」か?ペリーが持ってきたアメリカの大統領の親書で、フィルモア大統領が「町人」の出であることから、「日本側全権大使の林大学」がPresidentを国王と訳すのに難癖をつけ、で、町人で偉いのは大工の棟梁だということで、「棟」を「統」に変えて「大統領」になったということです。露西亜の「露」も昔は「魯」という字であったのですが、この「魯」は愚鈍という意味があるので、ロシア側の抗議で変えたということです。
「就活」から「活」のついた造語がたくさん出てきています。「婚活」「離活」「妊活」「保活」「転活」・・・。「朝活」とはいったいなんでしょうか。散歩することでしょうか。「終活」もここではじめて知りました。「葬式や墓など人生の終わりに向けた活動」を意味するものだそうです。「独活」もありますが、こらは「山菜の」「うど」ですから、独身でいようということではありません。