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木畑紀子さんは素人の演劇評論家と言っています。寛美が好きで、たえず高評価を与えています。藤原寛美も木畑紀子さんの評論で励まされていると言っています。2度雑誌の企画で対談しています。私は中学生ころ、テレビで土曜日松竹新喜劇を中継しているのをよく見たものです。泥臭い芝居ですが、人情があり、笑いながら涙が出ることもありました。俗に説教芝居と言われていましたが、親子とはこうあるべきだという寛美の変わらぬ思いが詰まった芝居をしていました。これが当たり前すぎて文句も言えない状態なのですが、実際現実では家庭内での事件が多いところを見ると、寛美の描く理想的な家庭などなかなか難しいことがわかります。当時さえそうなのですから、現在の夫婦と子供一人という少子化家庭では、もはや寛美の思うような芝居はできないでしょう。
大阪の芸人は借金で苦しめられる人が多い。
「わいは女が好きや、世間の奴らはわいのことを女たらしとか、後家殺しとかいうけど、アホ抜かせ、女もこしらえんと金ばっかり貯める奴は一人前の芸人とはいわれんわい・・・・」
この桂春団治のセリフから、寛美も藤田まことも大借金をおっています。女だけでなないかもしれませんが、芸人は複式簿記ができなく、これができるなら芸人にはならないでしょう。記憶に残るのは寛美、藤田まことであり、いくら優秀な人でも記録として財務省の職員録に残っているだけです。死んでから何年もたっていて、まだ思い出されるということは何と芸人は偉大かと思われます。