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木野 仁と私は世代が違うようです。バットマンは最近の映画ですからわかりますが、彼が解説する、テレビのアニメなどすこしもわかりません。我々の時代のアニメは手塚治のアトム、鉄人28号、殺人を犯した歌手がテーマ曲を歌っていたエイトマン、映画ではゴジラくらいです。そうそう、ホンダのカブに乗った月光仮面もありました。当時はマントをひるがえして颯爽と現れる月光仮面は何と格好のいいものかと思いましたが、いまYou Tubeで見ると、何とチープで安上がりのヒーローだったかがわかります。エイトマンも走り出すと、あまりにもの速さで姿が見えなくなるというのですから、もうこれは音速を突き抜け、光速に近い速度でしょう。体重が60キロで、これが光速で街中を走り抜けると、町全体が破壊されるのではないでしょうか。シベリヤに落ちた隕石も光速よりももっと遅い速度で地球に突っ込んだのですが、森林が何キロにわたってなぎ倒しています。科学的に考えるとエイトマンは迷惑至極そのものでしょう。彼が走るたびに、町全体が破壊されるのですからドラマにもなりません。このような調子で、イギリスの大学院生が映画バットマンの航跡を解析して、150メートルビルの上から滑空すると着地する時の時速は80キロメートルなり、超超合金でないかぎり、損傷は免れないという論文を提出しています。科学の常識では子供たちの夢を破るものばかりですが、この常識は今の常識であり、科学というものは常識を打ち破ることで進歩するというということで成り立っていますから、いつかアニメのヒーローが現実に存在するようになっているかもしれません。