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ゴミ屋敷はボケ老人がわけがわからなくなりゴミを溜めたものだと思っていましたが、この本ではほとんど若い連中ばかりです。性格なのか、子供時代掃除を習ったことがないひとなのか、借りた部屋などどう汚したっていいのだと思っているのか、常識などはなから問題していない人ばかりです。あるキャバクラ嬢の部屋は、腐ったカップラーメンの汁の中に一万円札が折りたたんであったりして、カネがないから掃除代を安くしてくれと言ったにもかかわらず、結局ゴミの中から200万円分のおカネが出てきたそうです。ずぼらなのか、だらしないというべきか、世の中には理解しがたい人間がいるということは確かなようです。人間生きていくためには排泄しないといけませんが、大概このような人のトイレは壊れていて、ビニール袋やペットボトルに溜め込んでいます。男は狭い飲み口にあれをあてがってするので、あとは栓で蓋を閉めることが出来ます。女性はペットボトルを半分に切って、それで用を足しています。そのようなものが何百個もあったら、臭くてたまらんでしょう。なかにはひっくり返るものもあるでしょう。また女性は生理用品までありますから、この悪臭でこの掃除屋の仕事をやめたアルバイトも多いということです。部屋の中の天井の照明灯にとどくくらいゴミが溜まると、ドアは壊れ、壁に穴だって開きます。ゴミの下の部分は湿気ていて、ぐじゃぐじゃになっています。よくもこのような中で病気もしないでいられるとおもいます。村田らむはこのアルバイトをして、鼻炎や湿疹が出たと言っています。もし彼女でも彼氏でも出来て、家に行って見たいと言って、断られると、多分彼か彼女かの部屋がゴミ屋敷状態になっていると思ったほうがいいかもしれません。このようなものを見ると「百年の恋」も冷却し、冷凍するでしょう。