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松原始 カラス屋、カラスを食べる

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松原始 カラス屋、カラスを食べる


     動物学者ですからカラスを解剖し、その肉を食っています。研究対象の肉を食わないと一人前の学者でないといわれるそうです。赤みの強い肉質で、焼けば焼くほど血の匂いがすると言っています。松原によりますと、まずくはないが好んで食べるほどでもないということです。マンボウの肉を刺身で食うと、ふぐのような味がするという人がいて、実際マンボウはふぐ科の魚類であったということです。このように京都大学の動物学科は、それぞれ研究動物を食べることも研究の一環になります。ハクビシンも食べてみると鶏肉よりももっとあっさりして味がないようです。マムシは鶏肉と同じでまあまあだが小骨があるので食べにくい。それよりはマムシを煮て、その煮汁がいいスープになると言っています。最後には生きたヤギを解体して食べています。素人が一発でヤギの首を切り落とすことは至難の業で、何度もなたで叩いてやっとのこと切り落としています。日本の首切り左衛門がすぱっと人間の首を切れるのは、その罪人が覚悟をきめてじっとしているからです。暴れまわるヤギなど一発で仕留めることはでいないと思われます。そういえば明治時代で、毒婦高橋お伝を首切りの刑に処するとき、暴れるので2,3度刀を振り落として、やっとできたという話もあります。

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