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ガリバー旅行記で日本のことがでているというのを初めてこの本で知りました。又聞きでこの本のことをきいているだけで、知っているような気になってしまっていますが、実際は何も知っていないということがわかります。読むべき古典は数々あれど、ガリバー旅行記などはおとぎ話のようなものであり、大人になって読むような本ではないと思いがちです。アメリカの学者であるウィリアム・A・エディは、ガリバー旅行記は日本の「和荘兵衛」をヒントに書かれてものだという説をとなえています。オランダ駐在大使・サー・ウィリアム・テンプルが、オランダ商人から日本の情報を聞いていて、後にスウィフトが彼の秘書になったとき、彼から日本のことをスウィフトはいろいろ教えられたのかもしれません。そうはいってもガリバー旅行記では日本にたいしてページを使ってはいないようです。「踏み絵」を勘弁してもらったと、「エド」で皇帝に拝謁し、「ナンガサク」からオランダ船でヨーロッパに帰ってきたことなどです。
朝鮮通信使のこともこの本で書かれています。私のお客さんで、韓国語を習った人がいて、呉の野呂山の「ノロ」は江戸時代朝鮮通信士が来て、この山を見て、「ノロイノー」つまり「高い山だのー」と言ったから、野呂山になったと言っています。これはほんとうなのでしょうか?