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柴田佳秀 うち、カラスいるんだけど来る?

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柴田佳秀 うち、カラスいるんだけど来る?


        これは2014年11月04日に読書録にアップしています。著者の柴田佳秀はNHKのディレクターを辞めて、このような本を書くためにフリーランサーになっています。妻も子もいるようですが、食べていけるのでしょうか?この本で漫画を描いた中川学は、漫画の中で自分のことを37歳で独身で、「孤独なうえに、仕事もうまくいっていない」と自虐的に描いています。まさしくボロアパートに住み、毎日カップラーメンかコンビニの弁当を食っている状態が想像されます。散髪にもいけないので、髪もボウボウなのでしょう。ホームレスよりましといったようなことかもしれません。最近フィンランドで国民に一律7万円を支給する実験をしました。これは仕事のない2000人を対象にしていましたが、ゆくゆくは仕事をしまいとしようと、一律に最低生活費を全国民に支払うことを目指しています。フィンランドでは住居も公的住居であり、家賃も安く、7万円もあれば一ヶ月生活できるようであります。やがてロボット時代が来ると、国民の大半は仕事がなくなります。国家を維持するためにはこのような仕事がない人間も国家で養わなければなりません。もうじき世界は一部の頭のいい人間だけが猛烈に働いて稼ぎ、それほどでもない人間はそのおこぼれで何もしないで生きていく時代になるようです。いいのか悪いのかわかりませんが、今の日本のように見えない貧困があるよりはマシな世界だと思われます。閑に任せて、これら平凡な人間も遊びに想像力を働かし、ゲームソフトでも作るかもしれません。

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