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西尾元 死体格差

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西尾元 死体格差


        一人暮らしの私は孤独死になるのが濃厚です。夏には死にたくない。なぜなら暑さで腐敗し、うじ虫や蝿にたかれるからです。見た目が悪い。どうせなら冬の寒い日、暖房の効いていない台所で心臓麻痺で死にたいものです。この本によると、寒くて乾燥したところで死ぬと、腐敗しないでミイラ状態になります。蝿もうじ虫も湧いてきませんが、かわりにカツオブシムシが内臓を全て食べつくしてくれて、うまくいけば最後には白骨化して後の処理が簡単ですみそうです。焼き場代も白骨だけですから安くなりそうです。

人が死ぬと、腹の辺りから緑に変色するそうです。一週間もすれば全身が緑色になります。緑の広がり具合で死後の時間がわかるのでしょう。一週間で見つからなければ、夏場では腐敗が進み、耐え難い臭気が発生します。これが孤独死の発見につながります。ドロドロに溶けた状態になっているのでしょう。遺体を処理しても、臭いは頑強に残って消せそうにもありません。やはり死ぬべきは冬場で暖房の効いていない場所に限ります。

金持と貧乏人の死体の外見と中味を比較しています。金持の死体の外見はつやつやとしてきれいだが、内臓を見る脂肪がべったりついて、見るからに汚いそうです。ホームレスの死体の外見は垢まみれで汚そうですが、内臓を見ると、非常にきれいだそうです。腹黒いという言葉がありますが、世間をうまく乗り切るのは腹黒くないとできないようです。世渡り上手は腹黒人間ということに、解剖知見からもわかるようです。

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