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これは2016年9月の発行です。図書館に予約して、やっと今読むことができました。このような古い情報で株式をやっているようでは儲かるはずがありません。相変わらず優待の王・将棋指しの桐谷が出ています。優待だけで食って行っているようですが、将棋からの収入はないのですから、投資額も相当なものでしょう。配当利回りと優待とをかみ合わせて4%以上なモノを推奨しています。もちろん株式売買の常道として、安いときに買って高いときに売り抜けて言っていますが、それができないから、いろいろ本を読むのですが、肝心なところは隠蔽されているようで、そのコツを知ることが難しい。桐谷の言うところ、高く買った株式は損切をしないでじっと上がるまで待つのだそうです。桐谷も一時は4億もの株式資産があったようですが、バブルがはじけ、株の資産が4,5千万円まで落ち込みましたが、それをじっと耐え、今では1億を越え、2億に迫ろうとする勢いなのでしょう。桐谷は優待でもらったママチャリを駆使し、回転すしの優待券ですしを食い、優待券の映画券で映画を観、優待券を使いスポーツジムでタダで体を鍛えています。優待でもらう米はそのまま食料になり、おかずも優待で肉やら海産物も入って来るようです。クオカードなどは金券ショップに持って行き、金に換えているようです。まだ独り者のようでありますが、金食い虫の女などができたら、桐谷のような節制に節制を重ねる生活はできなくなるでしょう。桐谷も若い頃、「コンピュータ桐谷」といわれ、将来を嘱望されていましたが、何一つタイトルを取ることはありませんでした。証券会社の将棋部の指導棋士になったのが、株との付き合いのはじまりです。いいか悪いか分かりませんが、将棋で鳴かず飛ばずでしたが、株式優待では有名人になり、このような本が企画されるたびにお呼びがかかります。今26連勝中学生棋士藤井君は桐谷のようにわき道に入らないで、将棋一筋でいってもらいたいものです。タイトル一つでも取れば、4000万円くらいは入ってくるのですから、ちまちました優待券など心悩ます必要もありません。本業でカネを儲けることこそが本道で、あとは全て邪道と思うくらいでないと大成しないでしょう。