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読書

森永卓郎 経済ニュース 見方を変えればこんなに儲かる


        森永卓郎には二人の息子がいて、二人とも金融系の会社に入ったといっています。二人とも親のコネを使わず、「素性を隠し」、「実力」で就職したと、卓郎は言っていますが、果たしてそうでしょうか?この本では岩波書店も
NHKも大手企業もみなコネがまかり通っていると言っているにもかかわらず、自分の息子たちだけはコネを使っていないといえるでしょうか。たとえ息子が親のことを隠しても、企業のほうが身元調査で、親がテレビによく出てくる経済評論家ということはわかっていることです。今流行の言葉で言えば、採用側が「忖度」してくれているに間違いありません。「忖度」も「コネ」の別表現であります。

副タイトルに「ホントに得する情報は誰も教えてくれない」と書いています。トランプの言い草から大手メディアの流すニュースはどうも嘘っぽく感じられます。おまけにインターネットから出てくる情報も「フェイク」まがいのものが多く、どれを信用していいのかわかりません。何かをはやらせようとして、店の前にアルバイトで雇った行列を作ったりしています。このようなニュースに一々踊らされていては身が消耗してしまいます。一切見ない、聞かない、信用しないと徹底すると、やっと心の安定が得られるようです。「徒然草」でも読んでいるほうが、世の中のことがよくわかるのではないかと思われます。

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