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読書

森永卓郎 超貧困時代


       金融資産が1億円以上あると銀行の態度が変わると、森永卓郎は別の本で言っていました。銀行の窓口で待たされることは無く、奥に通されてコーヒーを振舞われるそうです。金利も交渉によって規定より高く設定することもでき、売り出されている不動産の耳寄りな情報も流してくれると言っていました。テレビにも出、本も売れて、カネがたんまり入って富裕層になった森永卓郎が実際に経験したことですから、本当の話なのでしょう。富裕層の卓郎が貧困のことを語るのは釈然としませんが、卓郎ももともと貧困層の出であると言っていますから、貧困者にかつての自分を思って、同情してくれているのでしょう。アベノミクスは強者のための政策で、弱者は放置されるか、相手にされない政策です。このような社会では高い教育が高い収入の基礎になりますが、それ以上に富裕層のコネがものをいうのです。だから富裕層のボンクラの息子や娘もそれなりに高い収入の職に就けるのです。世襲なるものが大手を振ってまかり通っているのです。そのようなコネの無い貧困層はガンジーに習って、なるべくグローバリズムに関わらないような生き方をするしかありません。収入があまりないのですから、物を買わないのは当たり前ですが、それでは余りにも悲しいので、カネのかからない趣味を持ち、富裕層の豪華な生活に惑わされること無く、カネが無くても幸せな人生を構築すべきだと言っています。

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