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榊原英資 世界を震撼させる中国経済の真実

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榊原英資 世界を震撼させる中国経済の真実


     この前中国の杭州で
G20の会議が終わったばかりです。世界第二位の経済の実力で、南沙諸島の埋め立ての問題の表向き非難の声明に織り込まれることはありませんでした。おまけにフィリッピンの極道大統領がアメリカ大統領を侮辱したため、中国を封じ込める話し合いもできなくなっています。今はフィリッピンの大統領は反省しているようですが、中国はこの機を狙って、フィリッピンに甘い提案をし、アメリカとフィリッピンの仲を引き離そうとするかもしれません。アセアンの国の中には中国の支援を期待し、自分の関係ない南沙諸島などスルーして、中国の方針に逆らわないようにしています。韓国に対しても、次期韓国大統領と予想される国連事務総長の墦基文を持ち上げ、後々韓国をコントロールしようとする下心がみえみえです。南沙諸島問題で日本が国際司法判決を遵守すべきといったことに対し、このG20の中国との二国間対話では、日本の国旗が飾られないという嫌がらせをやっています。

榊原英資によりますと、中国は共産党主導で国が成り立っていますが、心根は中国4000年の歴史でずっと資本主義的な考えの持ち主が多い。かえって日本のほうが共産党の心根があるのだと言っています。テレビ番組「プロジェクトX」で黒部ダムでの、日本人の「協調性」や「和の精神」などはまさしく共産党精神ですが、中国人がこの番組を見ても、何ら感興も沸き起こらず、反対に少ない給料であんなに苦労するのは馬鹿に違いないと感じているふしがあります。中国人は他人がどうなっても自分だけは大金もちになりたい心情の持ち主が多いということです。だから中国共産党の子弟たちはアメリカの大学に留学して、いざとなると華僑のようにどこにいても生活できるような術を習得しているようです。反対に日本では現在アメリカに留学する人数も少なくなり、少子化と並行して、内にこもるような状況になっています。これでは将来日本は中国に飲み込まれることになるでしょう。やがてアメリカ留学組みが中国で政権を担うと、英語ペラペラの中国の幹部があらゆる世界会議で英語ももどかしい日本の代表者を軽くあしらうようになるでしょう。第二次世界大戦で蒋介石の妻である宋美麗が流暢な英語でアメリカ議会で日本と戦うために中国に援助して欲しい演説しましたが、これを期にアメリカは中国に膨大な援助を行い、その上アメリカ自身も日本への攻勢をかけてきました。もうこの世界では真面目で律儀だけでは通用しません。資本主義的な狡猾さが必要だと思われます。日本の優秀な新幹線も受注では中国に苦味水を飲まされ続けています。「侍ニッポン」などと言っていては笑われてしまいます。武士は食ねど、高楊枝などと自慢していてはいつまで経っても貧乏なままです。武士もたらふく食って、高楊枝が資本主義的な生き方です。

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