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本の分類で腹立たせ本というものがあります。まさしくこの本はこの部類にはいります。政治家、公務員がいかに税金をむさぼりはんでいるかを書いてくれています。
公務員は住民の従僕だと聞いたことがありますが、現在公務員が住民と出会うことに対して不快手当を支給しているそうです。生活保護手当を申請する暴力団員と面接することは誠にストレスが溜まることでしょうが、ベンツを買って乗り回している人には生活保護費は請求できないというのが仕事なのですから、いちいち不快手当を出す必要はないと思うのですが、前例慣例にとらわれている公務員世界ではこのような制度がなくなるということはないらしい。セールスマンなら契約が取れて収入になるのですが、公務員の場合、民間より高い給料と不快手当などが重なって、ことが成功しようとしまいと出てくるのですから、うらやましい限りです。公務員は難しい試験を通って入ったのですからそれなりに給料は高いと言われればそうなのかもしれません。しかし最近の日本の衰退ぶりを見ると、日本人全体が公務員化して、前例慣行重視で新しい考え方ができなくなったということも考えられます。妙に小賢しく、人当たりが柔らかく、愛想のいい、物わかりのよい人間が増えてきているような感じがします。子供の声が大きいとクレームをつけて公園廃止にした大学教授がバッシングを受けていますが、納得いかなければ一人でも主張するということは、必要なことかもしれません。そうしないと政治家や公務員、税金を食んでいる人たちは好き勝手に、まるで戦前のような社会になるかもしれないのです。
私はこの大学教授をいいと言っているわけではなく、いいとも悪いとも言えないが、我慢すべきだとは言えないような気がします。