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読書

殿山泰司 日本女地図


         殿山泰司でまず思い出すのは、新藤兼人監督の映画、乙羽信子と共演した、瀬戸内海の小島で段々畑を耕す、セリフのない映画です。真面目に貧乏な百姓を演じています。禿げ頭で助平なオヤジというイメージからかけ離れています。俳優とはいろいろな人物が演じられて、何と素敵な商売でしょうか。もっとも殿山泰司が俳優になったのは女とやりたいためと自ら言っているように、根は助平そのものです。

「歴史学、考古学、人類学、民俗学、医学、法医学、栄養学、気象学、地理学、物理学、化学などを、猛然と勉強することに拠って、気候、食べ物、地勢、血統などが、女のアソコを特色づけていることをつきとめたのである」

殿山泰司はこれらの学問を応用して、いろいろな法則を発見しています。

まず、「上ツキの定義に関するタイジ・トノヤマの法則」

数式は、「sin α>1割る√2」。これは膣軸が体軸に対して45度以上が「上ツキ」という意味を表しています。sin αが大きければ大きいほど、進化のあとがあるということでしょうか。

「ONANIと想像力に関するタイジ・トノヤマの法則」

=k×M割るW。IはイマジネーションのI、kは定数、Mはマスターベーションの回数、Wは人間の仕事量を表わします。男はマスターベーションをするために頭の中で想像力を働かせますから、マスターベーションを多くした人ほど、「西田幾多郎や鈴木大拙などの大哲学者」なるという論理です。

「性エネルギーに関するタイジ・トノヤマの法則」

TA=E(一定)

Tは持続時間、Aはペニスの勃起角度、Eは性エネルギーの量。性世界の熱量不変の法則といえるのではないかと思われます。若いときは勃起角度は高いが、持続時間は短い。年をとると勃起角度は低いが持続時間は長いということで、Eは一定しているということでしょう。

法則ではありませんが、長崎県の欄で、400年前に一人の外人が日本の女と結婚し、三人の子供を持ったとし、それ以降代々3人の子供を持ったとして12世代たつと、数式ではX=3の12乗ということで、521441人ということになり、長崎には混血が多いので、中には瞳だって色付などもいると言っています。私がGoogleで3の12乗を調べたら、531441ということで、殿山か編集部は対数表を見誤ったかもしれません。

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