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読書

水津陽子 日本人の知らない「ニッポン」の観光地


        「サクラ」が日本の象徴であると我々日本人は思っていますが、東南アジアの人たちは韓国が「サクラ」の国だと思っています。こうなったそもそもの端緒は日本のツアー会社が韓国の鎮海市の桜並木を紹介したことによります。おまけに韓国ドラマやK-Popの流行がそれに輪をかけて、東南アジアの人々にサクラは韓国のものであると思わせるようになったのです。2012年には韓国では外国人旅行者が1000万人を超え、日本を抜いてしまいました。そのうち韓国人は日本の軍歌「同期の桜」はもともと韓国で歌っていたものであると言うかも知れません。日本刀も韓国人が考えたもので日本人に教えてやったんだと言っているくらいですから。いくら金儲けとはいえ、日本の観光資源である「サクラ」を韓国にもあるのだと宣伝するのは「国益」に反するといえないでしょうか?私も鎮海市の桜満開の写真を見ると行ってみたくなります。おまけに韓国時代劇ドラマの絢爛豪華の王妃や女官の、たとえ整形顔でも、美しい顔を見ると私の男性ホルモンであるテストステロンがジワリと湧いてきます。

日本は自国の観光資源をアピールすることがへただと水津陽子は言っています。文化財である遺産をただ展示するだけで、それを「磨いていない」ので、「原石に近い宝石、蔵の中にしまわれ埃を被っている骨董品」で終わっています。それらを輝かすためには「物語」が必要であるとの主張です。国家一丸となって、韓国に負けないような日本国の壮大なドラマを作る必要がありそうです。

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