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水谷竹秀 日本を捨てた男たち

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水谷竹秀 日本を捨てた男たち


        フィリピンパブにはまり、帰国したホステスさんを求めて、フィリピンに行き、身を持ち崩し、貧窮になってしまった男が多いということです。私もそうなる可能性もありました。もてない男は日本の経済力を背景にし、後進国の若い女をカネで釣ろうと考えます。たとえ日本で貧窮者レベルであっても、フィリピンに行けば立派な小金持ち扱いになります。タイやフリッピンに行けば国民年金だけで十分に暮らしていける話もあり、二十歳代の女性を囲い、晩年ウハウハの人生もいいのではないかと思っていました。ところがタイでは最近日本人の高齢者がばらばらにされ、殺されてしまいました。結婚した女と元亭主が組んでこの日本人の殺し、彼のカネを奪い取ったということです。フィリピンでもカネがある間はチヤホヤされますが、なくなると途端に邪険にされます。どだいヨボヨボノでカネもあまりないおじさんが若い女とよろしくやろうと間違いです。彼女らも自分の生活を改善しようと、自国のカネのない若者を相手にするよりは、ヨボヨボでも金を持っているように見えるオジサンを選ぶのです。カネがないオジサンだと自国の若者よりもたちが悪くなります。フィリピンでは女にカネを貢いでスカラカランになり、路上に捨てられた日本人困窮者がうようよおり、ホームレスになっています。帰国するための航空代もないからできないのですが、日本に帰りたくないという人も多い。フリッピン女を求めて、日本を脱出した男はもともと日本で生き辛さを感じているのでしょう。日本のホームレスは冬では大変ですが、フリッピンでは一年中暖かいので、半パンとシャツだけあればいいのです。日本ではホームレスには支援者でない限りあまり近づこうとは思いませんが、フィリピンでは何かと親切なおばさんがいたりします。もともとこの国では男はあまり働いていなく、日中プラプラしていますから、相当数がホームレスのようなもので、日本のように違和感などなく、普通に日々やり過ごしていけるような環境なのでしょう。日本のように排除されたり隔離されたりすることもなく、迷惑のならない限り路上を散策でき、言葉も出来れば話し相手にも困らない状態になるのでしょう。

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