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遺伝学には「氏」と「育ち」という問題があります。田中角栄の次男は今生活保護の身です。大政治家田中角栄のDNAを半分引き継いでいるのに、息子は政治家や土建業の社長になれなかったのでしょうか?別に生活保護者だから悪いといっているのではありません。父親と息子の差を考えると、やはり育ちも相当影響力があるのだということがわかります。池田清彦によると、両方大事で、氏が悪ければ、環境が良くても淘汰されるし、氏が良くても環境が悪ければ、その氏の良さを発揮できないということになります。天才とは、小さい時から脳のある部分を活性化し、その部分を広げ、他を縮小化することによって成り立った脳ということになります。将棋を見ればわかります。4,5歳から将棋をやれば彼の脳は将棋脳になってしまいます。今のところプロになって将棋を指すと収入を得られますから問題ありませんが、量子コンピューターができて、先手必勝の定石ができると、もはや棋士の存在は必要でなくなります。小さい時に確立された将棋脳は融通がきかないようで、これ以外使い道がないようです。物理学者のノイマンも天才だといわれていますが、日本の京都に原爆を落とすべきと言ったノイマンの知ると、この男も人間的にカタワだったなということがわかります。