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ユーモアを理解するためには、それが書かれた時代、言語、国、政治家、有名人、金持、映画俳優、など諸々のものを知っていなければならないようです。チャップリンのようなドタバタならそれなりに見てわかります。脚注なしでは理解できないような話になると、まるで落語の「オチ」を一々解説されながら聴いているようなものです。瞬時に笑えるようなものでなければ、旬の過ぎ去った野菜を食べるようなものです。結局私にはアメリカのこれらの作家の状況は知らないし、アメリカそのものの知識も皆無に等しいものですから、これ面白いだろうといわれても、クラッシクな音楽会場にぽつねんと座っているような状況です。ハードボイルを真似し、それをユーモアに仕立てた作品もありますが、やはり元のダジール・ハメットの小説を読んでいないと、好きでもないクラッシクを聴いて、したり顔をしているスノッブと同じことになります。