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清水義範 夫婦で行くバルカンの国々

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清水義範 夫婦で行くバルカンの国々


       ヨーロッパの火薬庫といわれるバルカンの国々の歴史は錯綜されているので、いかに清水先生がうまくまとめて書いておられても一度読んだだけではわかるものではありません。ユーラシア大陸という陸続きの国々は必然的に他民族との出会いが頻繁に起こります。それが友好的であればいいのですが、大概は戦いになります。征服したりされたりの連続です。つい最近もボスニア・ヘルツェゴビナの内戦で、今まで一緒に暮らしていた町内で銃撃戦が起こり、お姉さんが強姦されたり、八百屋のおじさんが銃で撃たれて殺されたりしています。日本では考えられないことです。海に囲まれた日本は、第二次世界大戦の敗戦に他民族が乗り込んできた以外、他民族に蹂躙されたということはありません。元寇によって危うい時もありましたが、台風様様で、台風が追っ払ってくれました。このような自然現象を後々「神風」と解釈したのが、間違いのもとで第二次世界大戦ではこっぴどくやられました。戦争するには神がかりではいけません。いまや科学と国民の生産力です。そうかといって、今からは科学や生産力があってもすっきりと勝てない状況になりつつあります。いかにロシアがミサイルを撃ち込んでも、フランスのミラージュ戦闘機が爆撃しても、テロ集団は消滅する気配はありません。多神教でどれもこれも中途半端に信じているのか、それかほとんど信じていない日本人と違って、アラーの神一辺倒の信心深いイスラム人の違いが出ているのでしょう。「神風」という他人依存の甘っちょろい信心ではなく、「ジハード」というアラーの神に自ら奮闘努力する人間は、最後の一人になっても戦いをやめようとはしない人たちなのでしょう。同時に複雑な地勢上の問題から、トルコがロシアの爆撃機を撃ち落しました。ロシアのプーチンも西側の経済封鎖を受け、やぶれかぶれに核をしようするかもしれません。世の終わりが近いのかもしれません。もはや清水先生のように夫婦で海外旅行など出来る時代ではなくなりつつあるようです。

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