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私は生涯4輪自動車を買ったことがありません。またここ20年間、4輪自動車を運転したこともありません。原付のバイクが私の自家用車です。免許は普通自動車にも乗れるようになっていますが、少し練習しないと、直接街中に乗り出すことは出来ないでしょう。6000ccの12気筒で660馬力のフェラーリーを運転でもすると瞬時に事故を起こすでしょう。F1に出る車のマシンを搭載しているのですから、ちょっとでもアクセルをふかすと加速度でシートに押し付けられるでしょう。時速300キロはゆうに出るようになっているそうです。はっきり言って、このような車は日本にはふさわしくないでしょう。貧乏人だらけの日本でフェラーリーを運転するなどをすれば石は投げられないとしても、怨嗟と侮蔑の視線を投げつけられるでしょう。
フェラーリーのディーラーは売ってやろうと気持ちはないそうです。反対のお客の方が売っていただきたいと希うというシステムになっています。フェラーリー本社では日本には今年何台かを割り当てるという計画で、ほしいからと言ってすべての人の願望がかなえられるわけではありません。何しろ値段は3000万円を超え、オプションでゆうに1000万円近くもかかり、また故障もしやすく、維持費や保険など加味したら、年収1000万円以下では無理だとわかります。ボディーをいたずらでちょっと傷つけられ修理に出すと600万円かかります。
走る宝石ですから、本当は走ってはいけません。車庫に入れて時たまエンジンをふかすことで満足すべきです。フェラーリーだけは中古車価格が値上がりする唯一の車です。中には一億円を越す中古フェラーリーもあります。日本では本当の金持はいないので、貨殖の気持ちでフェラーリーを買う人もいて、値上がったら売ってやろうと思っているセコイ人が多いと思われます。欧米の金持ではフェラーリーは奥方の買い物のために使う車ということで、それも高級車が何台もありますから、フェラーリーだけを乗っているわけではなく、走行距離も上がらず、それらのフェラーリーが何年もたつと、オークションで高く売れるということになります。金持ちは金持であることで永遠に金持であり続けることが出来るようです。