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溝口敦・・・歌舞伎町アウトロー伝説

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溝口敦・・・歌舞伎町アウトロー伝説


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YOU TUBEで「深夜食堂」という、漫画からドラマになったものを見ました。ゴールデン街というところで歌舞伎町の一角にあるのでしょう。もともと赤線青線の場所だったところです。表の華やかな歌舞伎町とは違って、狭い路地に倒れそうな木造の家がつながっています。「メニューはこれだけ、後は勝手の注文してくれりゃあ、できるもんなら作るよっていうのが俺の営業方針さ・・・」といって、ドラマの最初のナレーションで目に疵のある店主が言っています。店に来た若者が竹さんに似た店が東京にもあるよということで知ったわけです。30分ドラマ20巻分を全部見ました。さすが東京だけあって種々雑多なお客さんが「深夜食堂」にきてドラマが展開します。かつてゴールデン街もバブルの時地上げ屋がやって来て、店子を追い出すために家に火をつけらりたりしていました。バブルが弾けてこの流れも終息しました。半分くらい減りましたが、今は雑草の如くまた少しずつ増えつつあるそうです。どこもかしこも新しいビルが出来て、取り澄ました店が出来ますが、ゴールデン街のこの地域は「昭和」の遺産として、それ以上に世界遺産として残してもらいたいものです。作家・中上健二もこのゴールデン街で殴り合いの喧嘩をしています。昼間は文化人の顔をもっていますが、夜ゴールデン街に来ると、みな野生がもどって夜毎立ち回りを演じます。文化人ですらそうですから、一般人はもっと過激にこの地区で昼間では表現できない怨嗟をおらびあげていたことでしょう。

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