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片山一道 骨が語る日本人の歴史

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片山一道 骨が語る日本人の歴史


    概略すると、3,4万年前から、寒冷期で日本列島は海が引いて大陸と陸続きか歩いて渡れるほどの状況だったので、ユーラシア大陸からいろいろな人が流れ着いてきます。それから気候は一変して温暖化になり、海水が上がり日本列島は孤島になります。今まで流れ着いた人々が縄文時代の1万年を過ごします。周りが海でタンパクは魚介類で取り、森も豊かでどんぐりなどがありそれなりに豊かに過ごしていて、人口も20万人になっていたようです。まるでガラパゴス状況で、縄文人は他には見られない特異な遺伝子を持っていたようです。それから米作の弥生時期に入るのですが、ユーラシアの民族移動でのその余波で朝鮮半島などから入ってきます。この弥生人が縄文人を駆逐し、入れ替わったという説がありますが、片山一道は違うのではないかと言っています。少しは混血したかもしれませんが、ベースには縄文人がいて、現在のように今の若者は背が伸び、足が延び、小顔になり、我々団塊世代の胴長短足とはまるで違った人間になったように、縄文人も米作でコメを食べたりして生活習慣が変わると、弥生顔になったりしてのではないかと言っています。土台には縄文人がいて、時代とともに変わっていき、江戸時代には米一辺倒か貧しい食事生活から日本の歴史の中で最も背丈の短い日本人になっています。

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