忍者ブログ

読書

田中俊之 男がつらいよ 希望の男性学


        俗に言う「男らしさ」、競争に打ち勝ち、絶えず女をリードしていく、といったものが、今の時代ではもうそぐわないと、田中俊之は言っています。仕事もほどほどにしないと、定年後後悔するであろうとも言っています。満員電車で一時間毎日、30年間続けると、アフリカから奴隷を積んだ船が中南米につくまでの時間の10回分にもなるそうです。奴隷船では多くの黒人が死んで、大西洋に投げ捨てされましたが、日本のサラリーマンが病気やうつ病や過労死にならないわけがありません。だから競争など止めて、男はもう一度自分を見つめなおさないと未来がないと主張しています。

今日の朝6時頃北朝鮮からミサイルが発射されて北海道を飛び越えて、着弾したそうです。北朝鮮の特殊部隊の訓練の宣伝ビデオをみましたが、腹の上に石を乗せて、別の隊員がハンマーでその石をくだいていました。これを見て、果たして日本の自衛隊は大丈夫なのであろうか思ったりします。北朝鮮の兵隊と対峙したら日本の自衛隊は気後れするのではないかと心配します。田中俊之の言う「男らしさ」はどうでもいいというのでは、北朝鮮が攻めこんだら、日本男子は前線を放棄して逃げ去るのではないかと思われて仕方ありません。勇気がなくても勇気がありそうな格好をする「見得」も必要でないかと思ったりもします。男同士では「ガンつける」という行為が見られ、昔は往々に殴り合いになったものですが、田中俊之は「微笑返し」で、そうした男たちの無駄な争いを止めようと提案しています。まるで韓国の文在寅の政策そのものです。

倉山満の考え方で田中俊之をとらえると、まるで占領時代のCHQの、日本を弱くする戦略と被るような気がしてきます。競争をなくし、男らしさを弱め、優しさ満杯で、決して「飯を食えていけるのは誰のお陰か」と言えないし、ましてや星飛雄馬のちゃぶ台返しなどもってのほかということになります。日本男子が軟弱になって最も喜ぶのは、中国、韓国、北朝鮮、ロシアということで、倉山満によると田中俊之はスターリンの回し者となるようです。

草食男子といわれるように全体的に日本男子は弱弱しいものになっているようです。その点をカバーするために早くロボットの開発をしないといけません。テレビゲームに慣れているのですから、草食男子でもモニター室でロボットを遠隔操作することで、十分に北朝鮮の兵士たちに対抗できるかもしれません。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R