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旅行会社のJTBが出しています。このような企画で旅行客を集めているのでしょう。フランスのあちらこちらを回るので、最低一週間くらいはかかるでしょう。私も絵を見ることが好きですが、美術館まで行って絵を見ようとは思いません。せいぜい画集等を見て、ほっほーこれが何十億もするのかと感心しているだけです。ゴッホが生きている間、一回だけゴッホの絵が売れました。安い値段で。それが今百億円を超えている絵もあるのです。絵の評価もいい加減なものだと思われます。ゴッホが生きている間に買ってやれば、ゴッホも気が狂わないですんだかもしれません。貧乏は病気の母です。絵描きがすべて貧乏かというとそれは違います。ロートレックは有数な貴族の息子で、息子の放蕩でもロートレック家の遺産はびくともしません。セザンヌの父は銀行家であり、彼が死んだ後セザンヌに莫大な遺産を残しています。貧乏であれ金持ちであれ、ヨーロッパの芸術家がそれなりに暮らしていけたのは、アジア、アフリカ、中南米に植民地を持ち、それらの原住民の犠牲の上で成り立つ社会だったからです。今でも、特にフランスは働くのがいやな国であり、植民地もなくなったのに、夏休み2ヶ月も休んだりして、労働は懲罰であると感じて、忌避しているのです。もういい加減ルイ王朝の時代ではないのだと思わなければなりません。トランジスターのセールスマンと池田首相を馬鹿にしたドゴール大統領もいましたが、今チリ産のワインにも負けそうなフランス産ワインを手に持って世界に売り歩かなければならない状況であると知らないといけないのです。もうそろそろ日本も舶来趣味をやめ、ミュシュランなどの評価に一喜一憂する愚をやめ、自分で信じているものを堂々と言うべきです。