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かつて科学はイギリスの、変わり者の大金持ちの貴族が手慰みにこじんまりとやっていました。それが今は国家や企業が大枚の金をかけてやっています。理研の小保方研究員のSTAP細胞捏造も、もとはといえば予算獲得のために理研全体がそのような構造になってきたところによるものだということです。つまり画期的な研究を打ち上げ、それに予算をつけさせるようなプレシャーがこの研究所に渦巻いていたということです。研究者も自動車のセールスと同じようにノルマを課せられ、それができないとわかると嘘の売り上げを計上しないといけないようになってきているのでしょう。ますますこういう傾向は進み、何百年先を見据えた研究などできなくなりつつあり、すぐにでも応用が利き、金儲けに直結する研究が求められています。ニュートンのように余技で聖書の真理を証明するための錬金術などははなから出来ない状況になっているようです。おまけに今の科学者の置かれている状況は蛸壺研究と称されるもので、狭い分野に隔離されて、他のものが見えにくく、いわゆる「専門バカ」になっていると指摘もされています。ベトナム戦争の折設立された「ジェーソン機関」では高名な物理学者やノーベル賞受賞者もいましたが、ベトコンの死傷者の正確な数を知るにはどうしたらいいかと相談を受け、それに対してこれらの科学者は「ベトコンの左耳を切り取り、これを針金にさしてもってこさせれば正確な人数はわかると解答したそうです。まさしく理知的な科学者の言うとおり正確な人数はわかるでしょう。しかし、こんなにIQの高い人たちでも、やっていいことといけないことがわからないのかと唖然としてしまいます。