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監修とありますから、最初のページは森永が書き、あとはフリーライターが参考書を利用しながら書いた本ということになります。
森永によると将来人間は三つに分かれるそうです。「ハゲタカ」「アーチスト」「従僕」。「ハゲタカ」とはジャンジャン金をもうける人。「アーチスト」とは才能があってそれで食っていける人。「従僕」とは上の人の指示で働く人。大方の人が従僕になるでしょう。最悪では人に指示されないで、コンピュータに指示されるかもしれません。今もそうかもしれませんが、仕事に従事する時間はむなしい時間になるようです。大概が派遣社員で、給料も上がることはなく、専門性も身につきません。正社員になっても、「高度プロフェッショナル制度」が導入されて、成果を出さないと給料がもらえない状態になります。みながプロ野球の選手のようになるのです。一部だけは何億ももらい、大方が派遣社員と変わらない給料しかもらえません。おまけに派遣社員なら定時が来ると帰ってもいいのですが、成果の出ない正社員は残業代もつかないで何十時間も働かされそうです。未来の日本はパンデミックで死ぬよりは過労死で死ぬ人が当たり前になります。大学も早慶以上の大学を出ていないとエリートになれないということで、階級の固定化も進み、なんとも後味の悪い世の中になっていくようです。