忍者ブログ

読書

相田満 観相の文化史

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

相田満 観相の文化史


    中国からの相書(占い書)が日本の文化にどう影響を与えたかを述べてものです。

聖徳太子からして仏教の影響と同時に中国占いの影響もうけたようです。崇峻天皇の目で目がしらからまなこまで血脈が走っていることに対して凶相であり、長らく命を保つことができないと言っています。

千利休の顔も彼の悲劇的な晩年を知ると人物画の書き方も中国の相書の影響を受けて、はじめは清相だったものが、晩年の人物画は俗相や悪相になったりしています。

南総里見八犬伝のなかの占いの講釈は「神相全編正義」の書き写しです。

さて現代に至り、プーチンの顔を観相するとどうなるでしょうか。まず眉毛と目の間が狭い。これはその場所が中国占いでは「田宅」といい、資産のことを言います。プーチンは富豪の生まれでなく、貧乏人の子倅であったと言いうことがわかります。同時に貧窮すると猜疑心が強くなりますますそこが狭まります。眉毛が薄いことは親類縁者の関係も薄く、唇が薄いことは冷酷ともいわれています。謀略・諜報に世界に長らくいて何人もの政敵を殺しているのですから同情心などあってはこのような仕事は務まらないでしょう。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R